日本政治学会は、第二次世界大戦後「従來政治學研究の自由を制約していた政治體制がのぞかれ、永久平和の実現と文化國家の建設とをめざす新しい體制が前進すると共に、學會各分野に於ける全國的諸學會の設立に伍して、新にひろく政治學の研究者の全國的組織を確立しようとする機運」(『日本政治學會年報政治學』創刊号)が高まったことを受け、1948年11月5日に設立されました。初代理事長に就任したのは南原繁です。
現在の会員数は1800名を超え、政治学分野において日本を代表する学会となっています。年に1度、総会・研究大会を開催し、学会誌の『年報政治学』は年に2回刊行しています。会員向けの情報発信として、ニューズレターを年に2回郵送するほか、日本政治学会の活動や、政治学関連の研究会やシンポジウム、教員公募に関する情報をメールで配信しています。
日本政治学会は世界政治学会(IPSA)の構成団体であり、韓国や台湾の政治学会とも交流があります。海外の学会で発表する会員向けに、費用の一部を補助する制度も設けられています。
日本政治学会はジェンダー平等を推進する立場から、人文社会科学系学協会男女共同参画推進連絡会(ギース)に加盟しています。
会員になることで、研究大会での報告や『年報政治学』への論文投稿が可能になります。政治学に関心をもつ皆様の入会申請をお待ちしています。