冷戦史研究会

分野別研究会の趣旨

 冷戦終焉から30年が経過したものの、世界政治には米中対立を代表とした危機的な潮流が続いている。国際社会の過去の分岐点をグローバル・ヒストリーの観点から解き明かし、世界政治の安定と繁栄の諸方策を探ることが、本研究会の課題である。

 本研究会は、その際、以下の5つを中心的な研究分野として、研究活動を進める。

第1:
伝統的冷戦史
第2:
「ソフト・パワー」冷戦史
第3:
「グローバル・ヒストリー」としての冷戦史
第4:
「ヨーロッパの冷戦」と「アジアの冷戦」
第5:
イデオロギーとシンボル

 それぞれの5つの研究分野は、独自の研究分野であると同時に、相互に関連している場合もある。したがって、本研究会では、一方で、上記の5つの研究分野を中心に、個別研究を進め、他方で、5つの研究分野から導き出される研究成果を相互に突き合わせ、冷戦史研究の総合化を目指していく。

主要分野・関連分野

主要分野
143 国際政治史・外交史

主要な活動実績(過去2年)

 2024年、冷戦史研究会は、日本政治学会研究大会(2024年度)での分科会(パネル)設置申請を行った。申請は分科会、「冷戦史再考――冷戦と文化、宗教、科学技術」として採択され、2024年10月6日に研究大会(名古屋大学)において、①「冷戦と文化―――美術史構築の一断面」、②「冷戦期の宗教における東方外交」、③「「科学協力に関する日米委員会」 と 1960年代の日米関係」をタイトルとする3つの報告が行われ、それぞれの報告に対する討論も実施された。
 また2025年、冷戦史研究会では、ヨーロッパ(イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、東欧)、アメリカ、中国、日本、アフリカ、あるいは、安全保障、政治、外交、経済、社会、文化、宗教など、研究会に参加する研究者が、それぞれ専門とする研究に個別に取り組み、研究上の課題と研究方法の再点検を進めた。

責任者連絡先

小川 浩之
E-mail:hogawa*g.ecc.u-tokyo.ac.jp(*を@に置き換えて下さい)

新規参加手続き

 日本政治学会会員の方は、自動的に入会が承認され、非学会員の方は、冷戦史研究会の参加メンバー1名以上の紹介によって、参加を承認いたします。