臨床政治学会

分野別研究会の趣旨

 本分野別研究会は、「臨床政治学」ということばをキーワードとして、活動している。ここでいう臨床政治学とは、「伝統的なアカデミズムとジャーナリズムの接点を越えて、重なり合う対象分野の客観的な研究取材の領域に踏み込んで、対象物を分析する方法」のことである。こうした臨床政治学の性格もあいまって、本分野別研究会には、研究者はもちろん、政治家、公務員、ジャーナリストらが数多く参加している。また、できるかぎり、研究会メンバーによる意見交換の場をもつようにするため、年に2回ほど研究大会を、年に6回ほど研究会を開催している。研究大会等での議論をひろく日本政治学会の会員と共有することを目的として、日本政治学会の研究大会において、分科会設置の申請を随時おこなっている。

主要分野・関連分野

主要分野
191 政治過程論
関連分野
130 比較政治・地域研究、140 国際政治・国際関係論、150 日本政治、182 議会、163 地方自治

主要な活動実績(過去2年)

 2019年度は、研究大会を2回、研究会を6回開催したほか、シンポジウムを開催した。機関誌『臨床政治研究』第10号と、『ニューズレター』第15号を発行した。

 2020年度は、コロナ禍のため研究大会等の開催を見合わせた。機関誌『臨床政治研究』第11号と、『ニューズレター』第16号を発行したほか、『講座 臨床政治学』第10巻、石井貫太郎編著『国際政治の変容と新しい国際政治学』(志學社、2020年)を刊行した。

責任者連絡先

宗像 優(九州産業大学)
E-mail:munakata*ip.kyusan-u.ac.jp(*を@に置き換えて下さい)

新規参加手続き

 本分野別研究会への参加をご希望の方は、責任者(九州産業大学・宗像)宛に、電子メールをお送りください。あらためて、こちらからご連絡します。