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日本学術会議公開シンポジウム 「ユーロ危機とヨーロッパの政治経済」の開催について

1.主 催 
日本学術会議政治学委員会
日本学術会議政治学委員会比較政治分科会
日本学術振興会科学研究費(基盤研究(A)
「国際政治に見る欧州と東アジアの地域統合の比較研究-規範、安全保障、国境、人の移動」
研究プロジェクト(研究代表者、羽場久美子、日本学術会議第一部会員、青山学院大学大学院
国際政治経済学研究科教授)

2.後 援
  駐日欧州代表部
  外務省
  国際アジア共同体学会

3.日 時  平成25年2月17日(日)13:30~17:00 

4.場 所  日本学術会議講堂 
 (東京都港区六本木7-22-34 東京メトロ千代田線「乃木坂」駅出口5より徒歩2分)

5.開催趣旨
 冷戦終焉後、1990年代にはユーロ・ペシミズムにあえいでいた欧州は、世紀転換期に
深化と拡大を遂げることにより、体制転換と市場化を達成した中東欧の新加盟国を受け入れ、
21世紀初頭にはアメリカをしのぐ経済成長を遂げ、またアジアにも接近して世界経済の地歩
を築いた。
しかし2008年リーマンショックの余波は、ヨーロッパにも及び、2010-11年には
ユーロ危機を迎えることになる。また移民の流入やグローバル化の中での賃金の停滞、物価
の上昇、さらにはPIIGsと呼ばれる地域での財政の行き詰まりや破綻は、多くの創造的試みを
行ってきたヨーロッパの発展に暗雲を広げることとなった。ヨーロッパの政治経済は、世界
において、どのような位置にあり、何を目指し、中国・インド、東南アジアの急激な発展の中、
これらと連携しつつ、いかなる改革発展を行っていくのだろうか。

 本シンポジウムは、アメリカの自由主義経済とは異なり国家と社会の規制によって現状欧州
の問題点を打破しようとするフランスのレギュラシオン学派のボワイエ、冷戦終焉後の市場化・
自由化・民主化における二〇年来の台風の目である中・東欧の政治政策転換をユーロ危機の中で
分析するベレンド、ヨーロッパの東と西、北と南の分裂の中で、ヨーロッパと、EUと共に生きる
ことによりその役割と存在をヨーロッパに受け入れさせてきたドイツを分析するグルーナーが、
三国地域の国家と地域の政治経済を分析し、打開策をさぐる。

6.次 第
開会挨拶 猪口邦子(日本学術会議第一部会員、参議院議員、日本大学客員教授)
  欧州代表部/外務省 
開催趣旨 羽場 久美子(日本学術会議第一部会員、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科教授)
司会   猪口孝(日本学術会議連携会員、新潟県立大学学長)
登壇者  
 ロベール・ボワイエ(アメリカ研究所、フランス)
 「ユーロ危機の起源、進行、打開策――岐路に立つ欧州連合」
     Robert Boyer(Institute of the America):Origins, Unfolding and Ways
     out of the Euro Crisis, The European Union at the crossroads
 イヴァン・T・ベレンド(カリフォルニア大学ロサンゼルス校、アメリカ)
 「中・東欧の共産党体制後の体制移行とユーロ危機」
     Ivan T, Berend(UCLA):Central and Eastern Europe's Post-Communist
     Transformation and the Euro-Crisis
 ヴォルフ・グルーナー(ロストック大学、ドイツ)
 「ドイツの役割――ヨーロッパ、欧州連合、ユーロ危機に際して」
     Wolf D. Gruner(Rostock University): The German Role in Europe,
     in the European Union and the Euro Crisis

討論者  
 藤原帰一(日本学術会議連携会員、東京大学法学政治学研究科教授)
 真柄秀子(日本学術会議連携会員、早稲田大学政治経済学術院教授)
 羽場久美子(日本学術会議第一部会員、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科教授)

閉会挨拶  恒川惠市(日本学術会議連携会員、政策研究大学院大学副学長)

参加費不要
参加はご連絡下さい。ただし当日でも可能

日英同時通訳付き 

問合わせ先 羽場久美子(日本学術会議第一部会員、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科教授
      EU・アジア地域統合科研研究代表)
      E-mail:eu.and.asia@gmail.com

(2013年01月11日)
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